ミュンヘン、2013年6月5日 - 中国東方航空の子会社である中国貨運航空(CCA)は、新ミュンヘン国際見本市会場で開催中のエア・カーゴ・ヨーロッパで、スカイチーム・カーゴ・アライアンスに正式加盟し、同航空連合の11番目の加盟貨物航空会社となりました。
記者会見では、中国貨運航空社長のチュウ・イミン氏、大韓航空カーゴ専務のカン・ギュウォン氏、スカイチーム・カーゴ理事会を代表するKLMオランダ航空取締役のエリック・ファーヴァイク氏がスカイチーム・カーゴ・アライアンス合意書に署名し、加盟を発表しました。
中国東方航空のアライアンス担当上席副社長のシャン・チュアンボ氏は、次のように述べています。「スカイチーム・カーゴは、高い成長性と活動力を誇る世界唯一の航空貨物連合であり、お客様のニーズを重視した統一基準の航空貨物商品、および共有上屋を使用した貨物取扱サービスにより、高い評価を得ています。中国貨運航空のスカイチーム・カーゴ・アライアンス加盟は、国際航空輸送の自由化とアライアンスの発展という状況を踏まえ、自社の成長計画を考慮した戦略的な決定です。スカイチーム・カーゴ加盟により、中国貨運航空がスケールメリットを生かし、路線網を拡大するとともに、中期、長期的な戦略目標に見合う国際的な競争力を獲得することを期待します。」
エールフランスKLMカーゴのアライアンス担当副社長であり、スカイチーム・カーゴ会長のチョン・チョイ氏は、中国貨運航空を歓迎し、次のように述べています。「スカイチーム・カーゴのメンバーは、拡大しつつあるアライアンスの新しい一員として、貨物輸送に特化した中国初の航空会社である中国貨運航空を迎えることができ、うれしく思います。中国南方航空、チャイナ エアラインの近年の加盟に加え、このたびの中国貨運航空の加盟により、当アライアンスは大中華圏でトップの影響力を持つことになります。今後、加盟航空会社間のグローバルな相乗効果が強まるとともに、お客様にはさらに多くのアライアンスのメリットを提供できると思います。」
ドイツ・ミュンヘンの中華人民共和国総領事館副総領事であるワン・シーティン氏も式典に出席し、「中国貨運航空は、スカイチーム・カーゴ加盟によってさらに競争力を高めていくことでしょう」と祝辞を述べました。
中国貨運航空について
中国貨運航空(CCA)は、揚子江デルタ地帯の中心に位置する中国最先端の大都市、上海を拠点として1998年に設立されました。現在、貨物路線14本を運航するほか、中国東方航空旅客機の下部貨物室を利用して事業を展開しています。中国東方航空の路線網を活用することにより、世界中のお客様に200都市以上への航空貨物サービスを提供しています。
スカイチーム・カーゴについて
2000年9月に創立されたスカイチーム・カーゴには、アエロフロート航空カーゴ、アエロメヒコ航空カーゴ、エールフランス航空カーゴ、アリタリア航空カーゴ、チャイナ エアライン・カーゴ、中国貨運航空、中国南方航空カーゴ、チェコ航空カーゴ、デルタ航空カーゴ、KLMオランダ航空カーゴ、大韓航空カーゴが加盟しています。これら航空会社の貨物部門は、お客様に世界的な路線ネットワーク、標準化された運営プロセス、1つの航空貨物上屋での貨物取扱サービスを提供するために提携を結んでいます。スカイチーム・カーゴのそれぞれの構成要素が、アライアンスのグローバルネットワーク全体を通して貨物のスムーズな調整および配送を保証します。11社すべての加盟航空会社が、ユニークで幅広い商品の選択肢を共同で提供しております。